指揮 和久井仁

オーボエを故似鳥健彦氏に師事し、1989年東京芸術大学入学。同校ではオーボエを小島葉子、小畑善昭の両氏に、また室内楽を故H・ピュイグ・ロジェ、中川良平、山本正治の各氏に師事。同大学を卒業後、東京佼成ウインドオーケストラに入団しオーボエ奏者とアシスタントコンサートマスター務めた。2001年4月からは愛知県立芸術大学音楽学部の専任講師として勤務した後、2004年4月にNHK交響楽団へ入団し、オーボエ&イングリッシュホルン奏者を務めている。現在、東京芸術大学、桐朋音楽大学オーケストラアカデミーの非常勤講師。東京三鷹フィルハモニアのメンバーも兼任。

 指揮者としては、愛知県立芸術大学ウィンドオーケストラを2000年〜2003年まで指揮者として務め、 その間には四芸祭ウィンドオーケストラ(東京、京都、愛知の各芸術大学から構成された学生メンバー)の指揮も振り好評を博した。また、2010年〜2014年NHK交響楽団からの派遣により横浜みなとみらいホールに招かれ全日本吹奏楽コンクールの課題曲クリニック講師として指揮、指導を行なった。2015年にはアジア初開催の国際ダブルリードフェスティバル(TOKYO)でのオープニングコンサートでも指揮者を務めた。近年では、東京女子医科大学室内楽団の演奏会を定期的に指揮者として登壇。指揮をする時は、 N響で世界の巨匠やソリストから学んだ音楽を御福分け出来きれば…との思いでタクトを握っている。  

  現在、東京女子医科大学室内楽団(1995年〜)全日本医科学生オーケストラフェスティバル(1994年〜)西日本医科学生オーケストラフェスティバル(1996年〜)明治大学交響楽団(1996年〜)各トレーナーを務めている。